五十肩の原因

五十肩になる原因とは何でしょう？
実は五十肩の原因は、まだはっきり解かっていません。

ただ、現在わかっているだけでも、五十肩の原因を挙げると、筋肉の老化や疲労などが考えられています。

肩は動く範囲が、とても広い関節なので、老化などで肩周辺の筋肉や組織が衰えると、炎症も起きやすくなるというわけです。

このページでは、五十肩の原因を、さらに掘り下げてみました。
では、あなたの肩こり解消対策にお役立てください。

五十肩の原因はムリな体勢・腕や肩に多大な負担をかけた為

五十肩は、老化した肩に負担をかけてしまったために肩に炎症が広がり、そのことが原因で発祥するケースが一番多いと聞きます。
なぜそうなるのか？

肩のまわりには、筋肉や肩関節を取り巻くように、コラーゲン線維でできた腱というものが付いています。

骨と連結した、この腱は腱板と呼ばれ、その腱板が齢をとると共に老化し、もろくなってしまうため、五十肩になりやすくなるのではないか・・・と、考えられています。

腱板の老化現象のピークは５０代。
そのため、老化が進行する５０代ぐらいで、腕や肩に多大な負担をかけると、もろくなっている腱板を傷つけ、炎症を起こし、五十肩になりやすくなります。

腕や肩に負担をかける原因になる行動は、打ち身や腕を伸ばす体勢での重労働など。
ですから五十肩になりたくなかったら、日常生活の中で、このような無理な体勢をとらないようにしましょう。

その他、五十肩の原因は運動不足も関係しているのでは、と言われています。
また、寝る時の体勢、スポーツではゴルフやテニスのスイングなども、五十肩になる要因があると考えられています。

・・・このように五十肩の原因は、明確なものはありませんが、おそらくこれが原因であろう・・・と思われる事例はたくさんあります。

最後に、この五十肩を予防するには、加齢と共に生じる体の様々な組織の衰えを認識し、身体に負担をかけないように暮らすことだと思います。