不妊検査の内容

不妊治療を受けたいけれども、一体どんなことをするのかな・・・
と、不安がよぎることでしょう。
まっさきに思い浮かぶのは、恥ずかしい・・・
という気持ちかもしれません。
しかし、不妊症の方が妊娠するためには、
これをなんとか乗り越えなければいけません。
そこで、このページでは、不妊検査の内容を、ご案内したいと思います。
不妊治療に対する不安感が、少しでも和らぎますように・・・

不妊治療の検査で産婦人科を訪れたら・・・

不妊検査で産婦人科に行った場合、まず問診票に記入させられますが・・・
婦人科の問診票には、口に出すのはちょっと・・・というような、
とても人には言えないようなことも、記入する欄があります。

次に、診察や内診に入りますが、不妊治療で婦人科にかかるなら、
前もって基礎体温を付けておいた方がいいようです。
もし、付けていなかったら、付けるよう指導されるはずです。
そして検査の内容は、それぞれの人によって少し違ってくるとは思いますが、
以下のような検査が行われます。

●経膣超音波検査／子宮の状態をみる。
●膣分泌物検査／感染の有無を調べる。
●抗クラミジア抗体検査／過去にクラミジアにかかったことがあるかどうかを調べる。
●ホルモン検査／血液を採取し、エストロゲンやプロラクチン、プロゲステロンなどの
　　　　　　　　　　　　検査を行う。
●子宮頸管粘液検査／おりものの状態を見る。
●子宮内膜組織検査／内膜の一部を採取し、異常がないか調べる。
●抗精子抗体検査／精子に対する抗体が出来ていないかを調べる。
●ヒューナーテスト／性交後の精子の進入具合を調べる検査をします。
●子宮卵管造影検査／子宮や卵管の状態を見る検査ですが、
　　　　　　　　　　　　　　　卵管の通過具合も調べる。
●卵管通気・通水検査／卵管が詰まっていないか、どうかを調べる。
●精液検査／男性の不妊が疑われる場合に実施されますが、
　　　　　　　　　精子の数や運動量などを見る。

以上が一般的な不妊検査ですが、場合によっては、この他に精密検査を
することもあるようです。
・・・これだけのことをするのかと想像すると、
不妊検査に行くのには、やっぱりちょっと勇気と覚悟が必要みたいですね・・・・