アレルギーと乾燥肌の関係

乾燥肌とアレルギーは、まったく別のものです。そしてアレルギーとアトピーも基本、別のもの。

ですが、これらを混同してしまう人が多いのは、乾燥肌で酷いアトピーがある人や、アレルギー体質で乾燥肌の人が多いからでしょう。

乾燥肌というものは、お肌の保湿機能のバランスが崩れるために、お肌の水分や脂分を保てなくなって、カサカサになったりする状態を指すのでアレルギーとは関係ありません。

このページでは、この乾燥肌とアレルギーの関係などを掲載しています。
乾燥肌改善対策にお役立てください。

乾燥肌・アレルギー・アトピー、これらは全く別のもの

アレルギーとは、主に特定の食べ物などを食べた事などが原因で、身体に異変が出る症状。
食べ物は、たとえば卵や乳製品・魚介類など。

食べると蕁麻疹のような湿疹が出たり、体中が赤く腫れ上がったり、痒みが出たり・・・という、アレルギー症状が出ます。

そのアレルギーの原因は、先天的な遺伝的要因が多いのも事実ですが、お肌に出る症状だけではなく、花粉症のような症状もありますね。

それが、アレルギー症状で荒れたお肌が、アトピーや酷い乾燥肌の症状と似ている場合があるので、混同する人が出てくるのかもしれません。

それから、アトピーをアレルギーと勘違いしている人もいるみたいですが、アレルギーは基本的にアレルゲンが原因と判明しているのに対し、アトピーは原因が分かっていない・・・こんな違いがあります。

アトピーの症状はハッキリとお肌に現れ、強烈な痒みを伴います。
大人でも我慢できないぐらい痒いので、ボリボリと、ひっ掻いてしまい、お肌の角質を傷め傷つけてしまうため、乾燥肌と同じような症状に見えるのでしょう。

乾燥肌からアトピーになることはありませんが、アトピーは常に掻くことでお肌を傷つけてしまうため、逆に、アトピーから乾燥肌になるケースは多いそうです。